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【くじら】卒園制作・お砂焼きのお皿に絵付け

廿日市くじら保育園の卒園記念品は、お砂焼きのお皿です。

なにか大野・宮島にちなんだものはないかと考え、山根対厳堂さんにいきつきました。

「地域を愛するこども」を育てることをめざして、第一回卒園生から、卒園式には、自分で絵付けしたお砂焼きのお皿を持って帰ります。今年で5回目の絵付けになります。

山根対厳堂さんに、絵付け皿を取りに行くと「毎年楽しみにしているんです。どんな絵が描いてあるかって。かわいいですよね。」とスタッフの方にお声をかけていただいたそうです。地元企業の方にそんな風に応援していただけるのは、とてもうれしいことです。

 

くじらチームさんの卒園まで、あと2か月を切り、今年も絵付けの時期がやってきました。

まずは園長先生が、ひとりひとりの名前を、一文字一文字、丁寧に書いていきます。

園長先生曰く、「自分の名前を一文字一文字丁寧に書くことで、自分を大切にしようと思うんだって。だから子どもの名前を書くときは、心を込めて丁寧に書いてあげてね、と中学校の書道の先生をされていた方に、教わったんよ。」と…。とても緊張して、名前を間違わないように集中して書いておられました。

続いて、くじらチームさんが絵付けをしていきます。

子どもたちは、画用紙に自分で描いた下絵を見ながら、丁寧に線を描いていました。

どんなふうになるんかね?どんな色になるんかね?と気になるようでした。

描き直しができないたった1枚のお皿に、真剣に丁寧に描く。年長だからできること。成長を感じました。

みんなが大切に丁寧に描いたお皿を、今日、山根対厳堂さんに届けてきました。

これから釉薬をかけて、丁寧に焼いてくださいます。

出来上がりは1か月後。

くじらチームさんは、卒園式までのお楽しみ。

箱を開けた時の子どもたちの表情を想像するだけで、幸せな気持ちになります。