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3.11 非常食体験

東日本大震災の起こった3月11日に合わせて、非常食体験と避難訓練を行いました。

 

地震と津波の避難訓練では、防災頭巾をかぶって高台の代わりに2階へ避難しました。

避難訓練のあとは、被災した保育園での出来事をもとにした絵本を1冊読み、避難訓練をする大切さや津波についてお話を聞きました。

十分理解するのは難しい年齢ですし、深く掘り下げるのも難しいお話ですが、真剣な雰囲気の中で聞くことができました。

 

避難訓練のあとは非常食体験です。

にじ・そら・くじらチームはアルファ米に水を入れる様子をみんなで見ました。

アルファ米は水で1時間、お湯だと15分で炊けるご飯です。

くじらチームは水で炊いたものと、お湯で炊いたものを食べ比べしてどう違うかを味わいました。

非常は『いつもと違う』ということ。

非常階段、非常口、非常持ち出し袋など、いつも使わないけど大切なもののお話をして、非常食を食べる体験をしました。

もしも電気が使えなかったら? ガスが使えなかったらどうする?

 

 

そして今回は、非常食だけでなく栄養士さんにキッチンカーでみそ汁を作っていただきました。

 

 

もし被災した時に机が使えるとは限りません。明かりがつくかもわかりません。

そんな『不便さ』を体験するために、くじらチームは園舎の外にブルーシートを敷いて、そらチームは電気を消して保育室にブルーシートを敷いて非常食を食べました。

 

そらチームは電気を消して、ブルーシートの上での食事。写真では明るく見えますが、実際は少し暗い雰囲気でした。

 

 

今日の体験をとおして、こどもたちそれぞれが感じたことが心に残り、何かの役に立てばと願っています。