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【防災】非常食体験をしました!(9月は災害と事件の防災月間です)
当園では年に1回、非常食体験を実施しています。
これまでは3.11『東日本大震災』にちなんで実施していましたが、今年は時期を変えて防災月間である9月にいたしました。寒い時期と残暑の時期の対応の違いも感じながら避難訓練と非常食体験に取り組みました。
9月は台風が日本に接近することが多いだけでなく、過去に大きな災害や事件のあった月でもあります。
1923年9月1日『関東大震災』、2001年9月11日『アメリカ同時多発テロ事件』などです。
(9.11に関する姉妹園のブログの記事を紹介します。こちらからご覧ください。)
平和への思いをはせながら、災害に備えることの大切さを改めて感じました。
【避難訓練の様子 地震&津波】
防災頭巾をかぶりました!
津波は高いところに避難しなくっちゃ!屋上園庭に集合です!
後ろに見える大野瀬戸から津波が来ませんように…
【非常持ち出し袋・津波のお話】
非常食、非常持ち出し袋、『非常』って言葉は『いつもと違う』ってことだよ。
非常持ち出し袋の中を出して見てみました!
3.11の実話をもとにした絵本を読み聞かせしました。
津波の時は高台へ、いつも避難訓練は真剣に、早歩き早歩きで避難します。
【非常食体験の様子】
アルファ米を水で炊きます。カレーは常温で食べられるアレルギーのないもの。
ストレスのかかる非常時に甘いものは気分が落ち着きます。
4回目の非常食体験ですが、毎年よく食べます。
非常食でもカレーは食べやすいようです。
うみチームは離乳食のお弁当パックを常備しています。
液体ミルクと、水に溶かせる固形のミルクもあります。
【あったかいってありがたいこと】
にじ・そら・くじらチームは、アルファ米を、水とお湯の両方で炊いて、食べ比べ。
水のほうは冷たいね…あったかいご飯のありがたさを感じました。
台風が近づいてきております。皆様お気をつけてお過ごしください。
※当園の災害対策や広島県・廿日市市の防災情報はこちらからご確認いただけます。
3.11 非常食体験
東日本大震災の起こった3月11日に合わせて、非常食体験と避難訓練を行いました。
地震と津波の避難訓練では、防災頭巾をかぶって高台の代わりに2階へ避難しました。
避難訓練のあとは、被災した保育園での出来事をもとにした絵本を1冊読み、避難訓練をする大切さや津波についてお話を聞きました。
十分理解するのは難しい年齢ですし、深く掘り下げるのも難しいお話ですが、真剣な雰囲気の中で聞くことができました。
避難訓練のあとは非常食体験です。
にじ・そら・くじらチームはアルファ米に水を入れる様子をみんなで見ました。
アルファ米は水で1時間、お湯だと15分で炊けるご飯です。
くじらチームは水で炊いたものと、お湯で炊いたものを食べ比べしてどう違うかを味わいました。
非常は『いつもと違う』ということ。
非常階段、非常口、非常持ち出し袋など、いつも使わないけど大切なもののお話をして、非常食を食べる体験をしました。
もしも電気が使えなかったら? ガスが使えなかったらどうする?
そして今回は、非常食だけでなく栄養士さんにキッチンカーでみそ汁を作っていただきました。
もし被災した時に机が使えるとは限りません。明かりがつくかもわかりません。
そんな『不便さ』を体験するために、くじらチームは園舎の外にブルーシートを敷いて、そらチームは電気を消して保育室にブルーシートを敷いて非常食を食べました。
そらチームは電気を消して、ブルーシートの上での食事。写真では明るく見えますが、実際は少し暗い雰囲気でした。
今日の体験をとおして、こどもたちそれぞれが感じたことが心に残り、何かの役に立てばと願っています。